長距離掘進へ技術開発進むシールド工法

2011.11.11

日本が世界に誇る建設技術の1つにシールド工法がある。近年では大断面の点で独ヘレンクニヒト社の直径15.43mが世界最大径となっているが、急速施工、掘削線形、長距離、分岐・合流などの面で、日本は世界最高レベルの技術を持っている。なお、世界最大のシールドは、中国・上海の中心部と崇明鳥を結ぶ交通路の一部で揚子江を横断するもの。また、ヘレンクニヒト社は直径19mまでのシールドマシンを建造可能だとしている。日本で初めてシールド工法が採用されたのは、1920年に掘進した国鉄の羽越本線折渡トンネル工事。

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膨張性地山区間の177mを掘り進んだ。手掘り式の全面開放型のシールド工法はその後、密閉型のシールド工法へと進化していく。現在のシールド工法は大きく分けて土圧式と泥水式があり、近年では運用コストの安い土圧式が見直されつつある。国内での技術開発は、地中分岐・合流の分野へとシフトしている。鉄道から道路トンネルへ適用範囲が広がったことに伴い、立坑なしで道路ランプ部やインターチェンジを構築する必要が出てきたためだ。2007年に供用された首都高中央環状新宿線では、その前段となる地中拡幅や切り開き工法などが実施工された。現在建設中の首都高中央環状品川線でも地中分岐・合流技術が実用化される。




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