大胆に、視線を開閉するのが「可視間仕切り」で、ブラインドや暗幕で調節する。ちょっと極端だが、今まで厚い壁で仕切られていたトイレや浴室、そして寝室までも透明の可視間仕切りや可動間仕切りを駆使して、いつも「大きな空間」に暮らしてみてはどうか。この刺激的な視覚的感動は、時に恐るべき心理的広がりを感じさせるものである。LDKにわが家のスナックを開店する夫が外で飲むようになると、同僚との交流も主婦とは関係のないものとなってしまう。
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2LDKは確かに狭い。狭いので住みにくく、家の中は片付かないし、お料理に身が入らない。そんなところへ亭主が同僚や部下を連れて帰ったら、もう大変だ。足の踏み場もない所へ、どやどやと入ってきて、お酒でも飲まれたら酒臭くて息苦しくなる。お酒のおつまみどころか、鼻をつまみ、「今度から外で飲んで来てッ」と言いたくもなってくる。おかげで、わが国の飲み屋は大盛況。とくに居酒屋や小さなスナックが大はやりなのだ。こうした店のママさんたちは、わが国の狭苦しい住宅事情に感謝する必要があろう。