分譲マンションの販売状況

2011.11.19

分譲住宅の中でも四割程度を占める分譲マンションの平成二年における販売(新規供給戸数)は一四万五〇〇〇戸で、過去最多の供給となっています。しかし、売れ行きは高金利、販売価格の高騰、不動産向け融資規制による中古マンションの市場への供給増による取引価格の下落、その結果として現在所有しているマンションを売却して新築マンションを購入することが難しくなったことなどから、七月以降契約率が急落(七月〜十二月の平均契約率六四・八%)しました。

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これを受けて販売在庫も急増(年末在庫、首都圏八〇一四戸、近畿圏七三三〇戸)、この傾向は平成三年になっても続いています。販売戸数の地域別内訳では、その他の地域が大幅に増加していますが、これは静岡、新潟、千葉、山梨、長野の各県を中心に販売されたリゾートマンション(一万六〇〇〇戸余)が大きな割合を占めていることによります。こうした住宅建設の状況やマンションの販売状況は、住宅金融にも少なからず影響を与えています。全国の銀行をはじめとする民間住宅金融は、新規貸出が平成二年になって件数、金額ともに前年同期比で減少に転じているのです。




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